「ads.txt ファイルの問題を修正してください」を解決した方法

「ads.txt ファイルの問題ってどうしたら修正できるの？」

私の場合は、ドメイン切れのサイトをGoogle AdSenseに登録したまま放置していたのが原因だったようで、Google AdSenseからドメイン切れのサイトを削除したら解決しました。
それまでは、Google AdSenseにログインするたびに「要注意 – 収益に重大な影響が出ないよう、ads.txt ファイルの問題を修正してください。」と表示されるので毎回指示通りに修正をしていたのですが、いつまで経ってもこの表示が消えないので困っていました。

私の解決方法は、Google AdSenseからドメイン切れのサイトを削除する、でしたが、この解決に至るまでの軌跡について解説します。

Google AdSenseに登録しているサイトのads.txtを全て確認

Google AdSenseからads.txtをダウンロードした場合は、以下のような内容が記述されているはずです。

google.com, pub-0000000000000000, DIRECT, f08c47fec0942fa0

※pub-0000000000000000の部分には運営者IDが入ります。

私はGoogle AdSenseからads.txtをダウンロードして各サイトのルートディレクトリに設置していたので、FileZillaでFTP接続をして確認作業をしました。
確認した結果、どのサイトもads.txtの記述内容・ファイル名・設置場所ともに何の問題もありませんでした。

Google AdSenseに登録しているサイトでエラーが生じていないか確認

Google AdSenseに登録しているサイトは、Google AdSenseにログイン⇒三本線のメニューマーク⇒サイトで確認できます。
当時、私は7サイト登録していたので、1サイトずつ見て回ることにしました。

すると、トップページにアクセスできないサイトが一つありました。
念のため、ドメイン名/ads.txtにアクセスしてみると、以下のようなテキストメッセージが表示されていました。

●●●●.com
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Privacy Policy

英語の意味については翻訳してもよく分からなかったのですが、このメッセージが自サイトのコンテンツではない事は確かだったので、こうなった原因に心当たりはないか自問自答してみたところ、ありました。
数か月前に、稼いでいないサイトの整理をしていて、ついでにドメインの自動更新も解除していたことを・・・。

さて、テキストメッセージの心当たりが分かったので、ドメインの有効期限を調べてみるとやっぱり契約切れになっていましたね。
契約切れのドメインをGoogle AdSenseから削除すると、数分後に「要注意 – 収益に重大な影響が出ないよう、ads.txt ファイルの問題を修正してください。」の文章が消えてくれました。