日本語が不得意な技能実習生でも取得しやすい特別教育のWEB講座

「建設業で必要な資格を技能実習生に取得させたいんだけど、どうしたら良いの?」

インターネット検索で「建設業 WEB講座」と検索すれば色々なWEB講座サービスサイトが表示されるので、そこから選択して受講すれば良いです。
一般的な会場参加型の講座では登壇した講師の話を所定時間聞き続ける必要がありますが、WEB講座は録画された動画を視聴するスタイルなので、受講者の都合で好きな時間に講座を受けることができます。

また、WEB講座という特性上、申し込み手続きを受理する側に人件費がかからないことや講師を必要としないことで、受講価格が比較的安く設定されています。
ただし、PCを使った基本的な事務作業が出来る人でなければ、申し込み手続きと受講完了手続きに苦労することになると思うのでご注意ください。

さて、それでは建設業で必要な資格を技能実習生に取得させるためのWEB講座の種類・価格・申し込み方法・手続きの難易度について解説していきます。

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WEB講座の種類と価格

2021年7月14日時点では、建設業向けの特別教育WEB講座を多く取り扱っている会社は2社しかありませんでした。
一般社団法人建設不動産総合研修センター(CECC)SAT株式会社(SAT)です。

以下、それぞれの会社が取り扱っている建設系特別教育WEB講座と価格の一覧表となります。
価格が空欄の講座につきましては、現時点で取り扱いがありません。

建設系特別教育WEB講座 価格一覧表
講座名 CECC SAT
職長安全衛生責任者教育1320015400
フルハーネス型墜落制止用器具使用従事者教育770010780
高圧・特別高圧電気取扱作業者教育1320011000
低圧電気取扱作業者教育88009900
電気自動車等の整備の業務従事者教育9900
電気工事作業指揮者教育8800
石綿取扱作業従事者教育77008800
足場の組立等作業従事者教育77008800
粉じん作業者教育77008800
酸素欠乏・硫化水素危険作業者教育77008800
刈払機取扱作業者教育8800
ダイオキシン類作業従事者教育77008800
振動工具取扱作業者(チェンソー除く)安全衛生教育8800
有機溶剤取扱業務従事者(作業従事者)労働衛生教育77008800
木造建築物解体工事作業指揮者労働安全教育8800
自由研削といしの取替え等業務特別教育8800
アーク溶接等特別教育9900
雇入れ時等安全衛生教育5500
動力プレスの金型等の業務に係る特別教育9900

取り扱いのある・なしは別として、ほとんどの場合でCECCさんのほうが低価格です。
ただ、SATさんはWEB講座で使用される動画にベトナム語字幕がついているものを選択できるので、ベトナム人技能実習生を受け入れている企業はSATさんのほうが利用価値が高いのかもしれません。

WEB講座の申し込み方法

CECCでの申し込み方法

CECCさんの公式ホームページから「開講講座・お申込み」⇒受講したい講座を選択すると特設ページが表示されます。
ページ下部までスクロールすると表示される申し込みボタンから、申し込みフォームに進みます。

申し込みフォームに必要な情報を記入して申し込みをしましょう。
選択した支払方法に応じてその後に送られてくるメールの内容が異なりますが、申込内容に合わせて自動的にアカウントが作られているので、支払いが完了すれば即受講可能となります。

SATでの申し込み方法

SATさんの公式ホームページから受講したい講座を選択すると特設ページが表示されます。
WEB講座をショッピングカートに入れて申し込み手続きを進めましょう。

WEB講座の手続きの難易度

CECCさんもSATさんも申し込み手続き自体の難易度は高くありません。
それよりも、受講した後に提出する書類を作るほうがややこしいです。

例えば、講座の修了考査として解く理解力テストの用紙をスキャンしてpdfにしたり、実技が必要な講座に関しては受講報告書兼実技報告書に必要事項を記入して押印した用紙をスキャンしてpdfにしたり、エクセルに顔写真を貼り付けたり、などです。
まとめて記入できるもの以外は1人ずつ記入しなければならないので、複数人が同時に受講する場合はその人数分の書類を作成する必要があります。

そもそもWEB講座でどんなことをするの?

実技が不要な場合は動画を視聴して、最後に簡単な理解力テストを解くだけです。
理解力テストの正答率が60%以上で合格です。

実技が必要な場合は、所定の実技を企業側で実施する必要があります。

WEB講座に使われている動画は外国語を選択できるの?

今のところできません。
動画の内容は基本的に日本語で構成されています。

ですから、技能実習生が講座の内容を理解できるように監理団体に協力を要請したほうが良いです。

複数人の技能実習生に受講させたいんだけど、1人ずつに動画を見せないきゃいけないの?

そんなことはありません。
母国語で説明できる人がいる前提ではありますが、オンライン会議等で利用されているZoomのようなビデオチャットツールを使って画面共有すれば、複数人が同じ画面を見ながら母国語での解説を同時に受けることが可能です。


はい、という事で、建設業で必要な資格を技能実習生に取得させたい場合は、インターネット検索で「建設業 WEB講座」と検索して表示されるWEB講座サービスサイトから申し込んで受講すれば良いです。
ただし、申し込み自体はそれほど難しくはありませんが、受講完了手続きについてはPCの事務作業にある程度慣れている人でなければ嫌気がさすと思います。

以上「日本語が不得意な技能実習生でも取得しやすい特別教育のWEB講座」でした。