2025年下期危険物取扱者試験甲種に合格【2日連続で受験】試験問題って同じなの？

「危険物甲種の試験を2日連続で受けた場合の試験問題って同じなの？」

違います。
そんなに甘くはありません。

私は1日目の問題を覚えておいて2日目の対策に使おうと考えていましたが、全く違う問題で構成されていたので何の対策にもなりませんでした。
危険物甲種レベルの内容をきちんと理解できていないと答えられないような問題内容でした。

さて、私は今回の試験が2回目で、正確に言うと2日連続で受けたので3回目という表現になるのかもしれませんが、とにかく合格しました。
11/15に受けた試験結果は「法令60%、物理化学70%、性質消火60%」のギリギリ合格でした。
手ごたえ的には微妙なところの良い寄りだったので、自分の感覚的にはピッタリ賞です。

11/16に受けた試験結果は「法令73%、物理化学70%、性質消火65%」のそれなり合格でした。
過去問720問を3周した実力がほとんどそのまま反映されている感じです。
この時も手ごたえ的には11/15よりはできたぐらいだったので、自分の感覚的にはほぼピッタリ賞です。

1回目の危険物甲種の試験は勉強期間2週間の「法令60%、物理化学50%、性質消火40%」で不合格だったので、今回は下記のような試験対策を実施しました。

1. 勉強期間は1.5か月で前回購入した過去問720問を少なくとも2周する
2. 2日連続で受験する

私の受験地の山口県の2025年度下期の試験日が11月15日と16日開催予定だったので、合格の可能性を高めるために2日連続で申し込みをしました。
2日連続で受けて不合格になるのは悲しすぎるので次のようなスケジュールで勉強を進めました。

危険物甲種に合格した勉強スケジュールと勉強方法

勉強期間	9/29～11/14
勉強内容	過去問の解答　約50問
1日当たりの勉強時間	2時間～3時間

1日50問ぐらい解きました。
1回の集中力が5分ぐらいしか続かず、Youtube動画を見たり電子書籍を見ながら勉強していたのでとても時間がかかりました。
時間効率は非常に悪かったものの勉強を1.5か月も続けることができたのでまあ良しです。

過去問として利用したのは公論出版の「甲種危険物取扱者試験令和7年度版」です。
720問収録されていて2970円でした。
良本です。

「ユーキャンの甲種危険物取扱者速習レッスン」も購入しましたがほとんど開きませんでした。
付録でついていたポイントまとめ資料については試験日前日にはじめて読んでみたところ、もやもやしていた短期記憶がかなりはっきりしたのでとても良かったです。
過去問720問を1周解いた後ぐらいに読めばより理解が深まったのだろうと思います。

私の過去問の正答率

私の過去問の正答率は下記の通りです。

私の1回目の過去問の正答率

法令	物理・化学	性質・消火
73%	61%	66%

私の2回目の過去問の正答率

法令	物理・化学	性質・消火
74%	59%	67%

私の3回目の過去問の正答率

法令	物理・化学	性質・消火
73%	63%	70%

過去問720問を3周もしたのに全然正答率が上がりませんでした。
全く身についていないのは明白です。

とは言え、全然集中力が続かない中でこの正答率なら頑張ったほうです。
実際、試験には合格したので過去の自分によくやったと褒めをあげたいです。

実際に出題された試験問題ってどんなのだった？

ほとんどが過去問720問に収録されていたような問題でした。
過去問720問の解説には書いてあるけど過去問としては収録されていない問題が数問出題されたと思います。

たしか「1価アルコールは何の数が何個であるか？」みたいな問題も出題されました。
ヒドロキシ基(-OH)の数が1個であることが正解なのですが、何とか基みたいなのがいくつかあるので惑わされました。

「この中でアルコールではないのはどれ？」みたいな問題も出題されました。
私は見覚えのない変性アルコールを選択しましたが、正解はヘキサノールだったようです。

「電気火災の際に有効な消火方法はどれ？」みたいな問題もあったと思います。
電気火災に水がだめなのは覚えていましたが、霧状の水はOKということや二酸化炭素やハロゲン化物もOKということは覚えていませんでした。
基礎的な知識はざっくりとでも良いから覚えておくべきでした。

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はい、ということで危険物甲種の試験を2日連続で受けた場合の試験問題は同じではありません。
私は1日目の問題を覚えておいて2日目の対策に使おうと考えていましたが、全く違う問題で構成されていたので何の対策にもなりませんでした。

そんなに甘い試験ではありませんでしたが、国家資格試験を2日連続で受けられるというのは中々ないことなので、合格の可能性を高めるためには非常に有効な手段でした。
危険物乙4から始まり乙1,3,5を取得して甲種の合格に至るまで約3年かかりましたが、ようやく危険物取扱者試験から解放されるのでうれしいです。

次は電験三種を受けようと思います。